銀河を滅ぼすブラックホール – クエーサー(The Black Hole That Kills Galaxies – Quasars)

「Kurzgesagt(クルツゲザークト)」から、動画のご紹介です。
(再生時間:10分49秒)

音声は英語ですが、YouTubeの設定から日本語字幕を表示して視聴することができます。

動画の概要

・クエーサーは、銀河の中心に潜む巨大ブラックホールが、周囲のガスや星を猛烈な勢いで吸い込み、莫大なエネルギーを放つ天体です。
・宇宙誕生初期に多く存在したとされるクエーサーは、銀河の進化にどんな影響を与えるのか詳しく解説しています。

動画の目次:

  • 00:00 クエーサーとは? 宇宙と銀河の関係、銀河間物質のガスの役割
  • 01:18 空のどこを見ても見える不思議なもの
  • 02:58 クエーサーのとてつもない力
  • 06:00 クエーサーによる銀河の抹消
  • 07:40 天の川にもクエーサーがあった?
  • 08:50 Kurzgesagtの広告
https://youtu.be/V4Z8EdiJxgk?si=WDh4ZHspJcBZNv8a





まとめ

  • 宇宙には銀河より多くの “銀河間物質 (intergalactic medium)” があり、星や銀河はそこから作られる。
  • クエーサー (Quasar)は、銀河中心にある超大質量ブラックホール (SMBH) がガスを貪ることで発光する非常に強力な天体。
  • クエーサーは銀河全体を上回る明るさを持ち、数兆個の太陽に匹敵する光を放つこともある。
  • この巨大な明るさの源は、ブラックホールそのものではなく、ブラックホールの周囲にできる「降着円盤 (accretion disk)」で、ガスが光速近くで衝突・摩擦し高温になることで放出される。
  • ブラックホールは物質からエネルギーへの変換効率が高く、恒星の数十倍から数十倍以上のエネルギーを解き放てる。
  • 最も明るいクエーサーは、銀河を貫くような巨大なジェットや物質噴出を起こし、銀河周辺のガスを吹き飛ばす。
  • その結果、銀河内のガスは加熱されたり吹き飛ばされたりして、星の材料が失われ、星形成が止まる ― 銀河は “死に向かう” とされる。
  • ただし “銀河そのものが消える” のではなく、星の生成能力を失って “変わってしまう” のが正確な意味。
  • 遠い宇宙ではクエーサーが多く見られ、初期の銀河の進化や構造変化に大きな影響を与えた可能性がある。

感想

クエーサーを簡単に言っちゃうと「ブラックホールが “暴走した姿”」と言えます。

ガスに関しては「ガスをかき混ぜ、星を生む助け」、「ガスを吹き飛ばし、星形成を停止」。
銀河に関しては「銀河進化を促進」、「銀河を“枯らす”・成長ストップ」。

良いことも悪いこともする、まさに”創造と破壊”の両方を持つ存在ですね!


創造と破壊の両方を持つ存在”クエーサー”は、プラスとマイナスの役割で”ゼロ”に戻すような存在に見えますが、宇宙全体の役割としては“圧倒的にプラス”だそうです。

クエーサーの活動期にガスを吹き飛ばした物質は、銀河の外にまで拡散し、新しい星や惑星の材料になります。

クエーサーの影響がなければ、銀河の中心だけが極端に太ったり、デタラメな形の銀河だらけになるなど、まさに銀河のデザイナー!(笑)

それとも、宇宙の進化を導くシナリオライターなのかもしれませんね(*‘∀‘)

コメント

コメントする

目次