宇宙の終焉を生き延びる『抜け穴』を発見した(We Found a Loophole to Survive the End of the Universe)

「Kurzgesagt(クルツゲザークト)」から、動画のご紹介です。
(再生時間:12分41秒)

音声は英語ですが、YouTubeの設定から日本語字幕を表示して視聴することができます。

動画の概要

・宇宙は最終的に「熱的死」を迎え、星が消え、ブラックホールさえ蒸発する空虚な世界になると言われています。しかし、物理法則には高度な文明がこの絶望的な未来を何兆年も、あるいは永遠に生き延びるための「抜け穴」が存在するかもしれません。
・物理学者フリーマン・ダイソンの「冷たい思考(Cold Thoughts)」という理論に基づき、意識をデジタル化し、温度を下げることでエネルギー消費を極限まで抑え、時間の流れを遅く感じながら永遠に近い時間を過ごすという驚くべきサバイバル戦略を解説しています。

動画の目次:

  • 00:00 生き残るための抜け穴
  • 00:44 星々より長く生き残る方法
  • 02:00 氷のように冷たい思考1
  • 03:34 Kurzgesagtの宣伝
  • 04:39 氷のように冷たい思考2
  • 05:40 冷却プロセス
  • 07:13 ノクサン族はいつまで続けられるか
  • 10:21 ノクサン族の生は真に永遠か
  • 11:45 Kurzgesagtの宣伝
https://youtu.be/VMm-U2pHrXE?si=BVMTacccqidPSMQ_





まとめ

  • 熱的死の恐怖: 宇宙が膨張し続け、全てのエネルギーが均一化すると、生命活動が不可能な「熱的死」が訪れる。
  • エネルギー効率の極致: 私たちが現在使っているエネルギーは宇宙規模ではごく僅か。100兆年後の文明「ノクシン」は、最後の星々のエネルギーを巨大なバッテリーに蓄える。
  • 冷たい思考(Dyson’s Cold Thoughts): 脳の温度を下げれば下げるほど、一つの思考に必要なエネルギーは少なくて済む。温度が半分になれば、思考速度は半分になるが、必要なエネルギーも半分になる。
  • デジタルへの移行: 生身の体では凍死してしまうため、意識をコンピューターへアップロードし、仮想世界で生きる必要がある。
  • 冬眠サイクル: 文明を一時停止(冬眠)させて熱を放射し、冷却してから再起動するサイクルを繰り返す。冬眠中の時間は意識されないため、主観的な時間は途切れることなく続く。
  • 時間の引き伸ばし: 思考が遅くなることで、外部の1兆年が自分たちには数秒に感じられるようになる。これにより、限られたエネルギーで「主観的な永遠」を手に入れる。
  • 物理的な限界: ダークエネルギーによる最低温度の制限や、物質そのものが崩壊する「陽子崩壊」などのリスクがあり、本当の「永遠」は難しいかもしれないが、数グーゴル(10の100乗)年は生きられる可能性がある。

感想

生命の行き着く先は、電脳世界で過ごすことこそがゴールなのかもしれません。

すでに電脳世界をテーマにした作品はいくつかありますが、どれも非常に興味深いです。

例えば・・・

  • アップロード ~デジタルなあの世へようこそ~:死後にデジタル世界へ「アップロード」される物語(2020)ドラマ
  • レプリカズ:意識のコピーや死後のデジタル存在を描いた作品(2018)映画
  • レディ・プレイヤー1:バーチャル世界で自由に生きる姿(2018)映画
  • マトリックス:意識が仮想世界に接続され、管理されている世界(1999)映画



争いもない平和な「自分だけの世界」が手に入るのであれば、バーチャル世界も悪くないかも?
(むしろ最高かもしれない)

電脳世界で「生きている」と言えるのかどうかは議論が分かれるところですが、それは実現してからの楽しみですね!

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