「Kurzgesagt(クルツゲザークト)」から、動画のご紹介です。
(再生時間:3分37秒)
音声は英語ですが、YouTubeの設定から日本語字幕を表示して視聴することができます。

動画の概要
・「コインサイズのブラックホール」がポケットの中に出現したら何が起きるかを、物理学の視点から解説します。
・ホーキング放射・引力効果・惑星への影響など、小さくとも恐るべきブラックホールの挙動を順に解説しています。
動画の目次:
- 00:00 コインサイズのブラックホールが現れたら
- 00:57 コインサイズの重力の影響
- 01:30 地球・月・太陽系への影響
まとめ
💰 「質量」が硬貨(5g)の場合
半径は10のマイナス30乗メートルという、原子よりも遥かに小さなサイズになる。
「ホーキング放射」によって10のマイナス23乗秒という一瞬で蒸発(消滅)する。
(約0.00000000000000000000001秒)
その際、5gの質量がすべてエネルギーに変換され、広島・長崎の原爆を合わせたよりも約3倍大きな爆発を引き起こす。
📏 「直径」が硬貨(約2cm)の場合
このサイズのブラックホールは、なんと地球よりも少し重い質量を持つことになる。
重力が凄まじく、頭と足にかかる重力の差(潮汐力)によって、人間は瞬時に10億個の破片に引き裂かれる。
🌍 地球の崩壊
ブラックホールが地球の中心へ落ちるのではなく、地球とブラックホールが互いの周りを回るように動き、地球が内側から「削り取られて」いく。
最終的に地球は高温の岩石の円盤となり、ブラックホールに飲み込まれる。
🪐 太陽系の変化
地球があった場所には、地球と同じ質量のブラックホールが残り、そのまま太陽の周りを公転し続ける。
月の軌道は乱れ、周辺のアステロイドベルトに影響を与えて、数百万年にわたる隕石の爆撃を引き起こす可能性がある。
感想
「ブラックホール」と言っても、「質量(重さ)」と「サイズ」のどちらを基準にするかで、引き起こされる現象はこれほどまでに変わるんですね!
コインを例に出したのは、私たちの日常にある最も身近なサイズ感で、その異常な密度を際立たせるためでしょうか。
今回の動画のポイントは、この2つのシミュレーション。
- 「コイン程度の質量(5g)」: あまりに軽すぎて、一瞬で「ホーキング放射」としてエネルギーを放出し、巨大な爆発とともに消滅。
- 「コイン程度の大きさ(直径約2cm)」: こちらは中身が詰まりすぎていて、地球以上の重さを持つ。地球はおろか、太陽系の惑星たちの軌道すら変えてしまうほどの破壊力。
文字にすると似ていますが、中身は「一瞬で消える爆弾」か「星を喰らう怪物」。
重力の濃縮度は本当に恐ろしいです(((;゚Д゚)))ガクブル
漫画やアニメでブラックホールを出す作品を見かけますが、「コイン程度の大きさ以上を出しちゃったら世界が終わるよ!」と科学的な視点でツッコミを入れることができますね(笑)
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