このブラックホールは宇宙より大きい可能性がある

「Kurzgesagt(クルツゲザークト)」から、動画のご紹介です。
(再生時間:11分43秒)

音声は英語ですが、YouTubeの設定から日本語字幕を表示して視聴することができます。

Kurzgesagt「このブラックホールは宇宙より大きい可能性がある」動画の一場面

動画の概要

・「私たちの宇宙そのものが、巨大なブラックホールの内部に存在しているかもしれない」という仮説です。
・ブラックホールは大きくなるほど密度が低くなり、観測可能な宇宙の全質量だけで宇宙より遥かに大きいブラックホールが作れるという事実から話を展開します。
・ブラックホール内部での崩壊(ビッグクランチ)が次の宇宙(ビッグバウンス)を生み出すという「宇宙の自己複製説」も紹介しています。

動画の目次

  • 00:00 Kurzgesagtの宣伝
  • 00:17 ブラックホールの中にある可能性
  • 00:41 空気からブラックホールを作ろう
  • 02:31 宇宙サイズ ブラックホール
  • 04:00 ブラックホールで生まれた全宇宙
  • 07:13 無限のブラックホール宇宙
  • 09:01 この理論はまだ検証不可能
  • 09:46 Kurzgesagtの宣伝

https://youtu.be/71eUes30gwc?si=Vzk8wbPXhsyQ0Y2r

まとめ

🌀 密度のパラドックス
小さなブラックホールを作るには極限の圧縮が必要だが、超巨大なブラックホール(太陽質量の数十億倍以上)は、水や空気よりも低い密度で形成される。

🎈 宇宙サイズの風船
理論上、観測可能な宇宙と同じ大きさの風船に「空気」を詰めるだけで、その質量はシュヴァルツシルト半径を満たし、巨大なブラックホールになる。

🔭 我々はどこにいる?
観測可能な宇宙の全質量と密度を計算すると、我々の宇宙はブラックホールの条件を満たしている。
つまり、我々はより大きな宇宙に浮かぶブラックホールの内部に住んでいる可能性がある。

⏳ 内部の物理学
ブラックホールの事象の地平面を超えると、空間は一方向に(特異点へ向かって)流れる「時間」のような性質を持ち、時間は有限の「空間」のような性質を持つようになる。

📍 特異点の正体
特異点(シンギュラリティ)は中心にある「点」ではなく、内部のすべての物質が必ず到達する「未来の時点」である。

♻️ 宇宙の輪廻
ブラックホール内部で物質が特異点に崩壊(ビッグクランチ)した後、反発(ビッグバウンス)して新たなビッグバンとなり、子宇宙が生まれるという仮説がある。

🧬 宇宙の進化論
宇宙が子宇宙を生む際、物理定数がわずかに変化すると仮定すると、ブラックホール(=子宇宙)を多く作れる宇宙が繁栄する「自然淘汰」が働く。
その結果、星や銀河が生まれやすい(=生命も生まれやすい)現在の宇宙のような環境が選択された可能性がある。

⚠️ 注意点
これらの理論は既存の科学に基づいているが、現在のところ推測の域を出ず、検証不可能である。

感想

動画内で紹介されている関連動画は下記になります。
もしブラックホールを破壊したら何が起きるか?

私たちが住む宇宙そのものが、巨大なブラックホールの内部にあるかもしれない・・・・。

う~ん、圧倒的スケール感!!

もちろん、現時点では仮説の一つに過ぎませんが、非常に興味深い内容です。

何か良い例えがないかなぁ~と考えてたら見つかりました。

そう、これはまるで”宇宙のマトリョーシカ”!
(マトリョーシカ:人形が入れ子式に何層にも重なっている人形)

マルチバース(多元宇宙)と聞くと、難しく感じて訳が分からなくなってしまいます。

しかし、マトリョーシカのような入れ子構造だとイメージすれば、理解しやすくなるのではないでしょうか!

まさに無限の名にふさわしい宇宙の姿、面白い説_(:3」∠)_

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