「Kurzgesagt(クルツゲザークト)」から、動画のご紹介です。
(再生時間:8分38秒)
音声は英語ですが、YouTubeの設定から日本語字幕を表示して視聴することができます。
動画の概要
・私たちの太陽系を取り巻く銀河系内の危険(例:近くで起こる超新星爆発や巨大天体の接近)から逃れるために、将来的に想像されうる「ステラエンジン(恒星を動かす巨大構造)」という理論的なメガストラクチャーのアイデアを紹介しています。
・①「Shkadov thruster(シュカドフスラスター)」と、②新しい提案である「Caplan thruster(カプランスラスター)」という二つのタイプに焦点を当て、仕組み・可能性・制約について解説しています。
動画の目次:
- 00:00 銀河系・太陽系の動き、不運を避ける唯一の方法
- 01:16 ステラエンジンとは何か/太陽系を動かすという発想
- 02:01 シュカドフスラスターの仕組み・構造・移動方向の制約
- 04:18 カプランスラスターの設計・動作原理の紹介
- 05:03 カプランスラスターの燃料・技術要件・移動速度
- 06:32 太陽を使い切る?寿命延長の観点からの考察
- 06:55 「漂流する太陽系」からの脱却/未来に向けての人類像
- 07:55 2019年最後の動画と振り返り
まとめ
- 銀河系の中で、私たちの太陽系も移動・変化しており、数千km/秒の速度で星々が動いている。
- 将来、超新星爆発や巨大天体の接近など、太陽系居住者にとってリスクとなる事象が起きる可能性がある。
- 太陽系全体を移動させる唯一の“打ち手”としてステラエンジンの案。
- シュカドフスラスター:太陽に向けて巨大な反射鏡を設置し、太陽放射による光子の運動量で太陽をゆっくり押す方式。
- この方式では鏡が太陽極を覆うように設計され、移動方向が一方向に限定されるという制約がある。
- カプランスラスター:より高速な移動を目指し、太陽から質量をせり上げて燃料にし、ジェット噴射で太陽を“タグボート”のように牽引する方式。
- 燃料として太陽風(H・He)だけでは不足、それを補うためにダイソン球級の構造物を想定。
- 理論上、この方式で「100万年以内に50光年移動」が可能との試算があり、超新星リスク回避の視点から有効。
- 太陽の質量は膨大なので、数十億トン程度を取り出しても“使い切る”わけではなく、むしろ太陽の寿命を延ばす可能性もある。
- これらの構造は数百万〜数千万年という時間スパンで建造・稼働するものであり、すぐ実現可能なものではない。
- Kurzgesagtが2019年に投稿する最後の動画。素晴らしい動画にこちらからも感謝!来年もよろしくお願いします。
感想
普通の考えでは思いつかない、まさかの太陽を動かしてしまう驚きの案。
最高の宇宙ロケット、実は太陽だったというロマンですね!
技術的にはまだまだ遠い未来のお話。
SFの話になりますが、作っておいて緊急時に使用する・・・というのがいいのではないでしょうか?
銀河系を離れて旅ができる唯一の”裏技”ですが、全人類を旅の道連れにするわけにはいきませんし、様々な問題も起きることでしょう。
全人類を巻き込む移動のため、実現させる前に国同士が揉めそう(笑)
ついステラエンジンが発明されて実現されたことを妄想してしまいますが、これも宇宙の楽しみ方の一つですね(*’ω’*)
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