著者「こるせ」さんの作品。
一巻で完結する作品となっております。
百合に分類はされるものの、ほんの一部シーンのみであるため、一般漫画として読んでも楽しめます。
お話は戦争で人類が滅亡してから数百年が経ち、アンドロイドやクローンの物語。
この世界観・・・真っ先にゲームの「NieR:Automata(ニーアオートマタ)」を彷彿させられました。
(世界観が似ているだけで、もちろん話の内容は違うよ!)
絵タッチは繊細かつ美しい!
荒廃して自然に帰した街並みは見入ってしまいますし、細かく描かれてるところは芸術の域です。
背景とキャラが完璧な溶け込みは凄い(; ・`д・´)
最後はどうなってしまうのだろうと・・・と、ドキドキ感。
生き方を考えさせてくれる作品ですね。
まさに「美しく儚い終着点」。
テンポよく一気に読み終えることができました。
切なさ・感動・未来を考えたいときなどに再び読み返したい一作です!
気象制御衛星の暴走、それに端を発する戦争で人類が滅亡してから数百年。
終末を巡る少女たち、その軌跡を描いたポストアポカリプス連作集。


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